「現実を斜視で切り取る発想法」

今回レクチャーをしてくださった加藤万也さんは、
名城大学をはじめとする東海地区の大学で美術史などの
授業の講師を務めるファイン・アーティストです。
万也さんの作品は美術に興味のない人でも楽しめるコミカルなものばかりで、
レクチャー前から行われていた展示は、
レクチャーの会場でもあるarchi cafe Xebecで行われていたのですが、
大人から子供まで楽しんでいる姿が伺えました。
特に地下で行われていた映像による作品は見入ってしまうほどキレイなのに面白く、
お腹から笑うというより、ぷっと吹き出してしまうような、
見ている人を楽しませる作品でとても人気でした。
当日、万也さんの授業を学校で受けていたという学生も多く見られ、
大きな期待の中レクチャーは始まりました。
「加藤万也を解剖する」
大学入学時、美術にあまり興味がなかったという万也さん。
彫刻を専攻するが、デッサンをしたことがなく、
はじめは苦手意識すら感じてしまったそうで、無関係のところへ…と考え、
たどり着いたのがファイン・アーティストの道だったそうです。
「常識のGAPを与えたイギリス滞在のお話」
1997年に愛知県から新進芸術家海外留学助成金を得て、
イギリスへ…しかし当時のイギリスはダイアナ妃が亡くなられた2週間後で、
警備は厳しく、物々しい雰囲気が絶えなかったそうです。
イギリスへ行って一番驚かれたのは、物価の高さで、
当時日本で250円程度であったタバコの値段がイギリスではなんと800円もしたそうです!!
現在の日本でも考えられない値段に会場はどよめくばかりでした。
「現実を斜視で切り取る表現法」
現実を斜視で切り取る表現法には、
常識を傾けた発想の素が必要でその例として3つほど挙げていただきました。
1.言葉のマジック
2.感覚の伝達
3.恐怖の構造
以上の3つです。
インタビューの方もご覧ください。