「既存技術の伝承−デザインプロセスのPC化」
今回のarchi_lectureは、4月22日、建築家の山田幸司さんをお招きして「既存技術の継承−デザインプロセスのPC化」というテーマで行いました。
山田さんは、日本はもちろん韓国でも仕事をされていて、韓国の有名建築雑誌に特集が組まれています。レクチャーはコンバージョンについてが中心で、様々な建築作品に見られる特徴と自分の建築を比較していくスタイル。アイデアの発想の仕方が勉強になりました。
普通の劣化した黄色いビルも、いろいろ中や外に「余分なもの」を付け足していくことで、キャラクター性の強さあふれる建築に生まれ変わるということを教えていただき、既存の建築がすごい可能性を持っているかもしれない、という気持ちになりました。山田さんは、多くの既存の建築や技術を現代風・自分流にアレンジして、技術やデザインの継承を試みているようです。
やまださんの設計はCGによって全てシュミレーションされており、現場はCGどおりにパーツを組むだけだそうです。また、出入り業者を最低限にする、すなわり鉄骨工事のみで設計することで坪単価を半分以下にすることができるそうです。山田さんの建築に特徴的な「緑色」も、サビ止め仕上げ(鉄骨工事)だと知って驚きました。設計手法についても自分の提案を持っていることが印象的でした。